TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

三菱・トッポBJ Vol.3 (1998/10/21)

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TVKテレビの 「新車情報’98」 を斬る!』
         Vol.3 (1998/10/21) 毎週発行
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★10月19日放映
【三菱・トッポBJ】

今回放送のキャスターは三本さんではありませんでした。三清さんの説明では、「三本さんは都合が悪く」と言ってましたが、私が推測するに、三本さんはパリで開かれているモーターショーを見に行ってるのではないでしょうか。

キャスターを勤めたのは、モータージャナリストの星島浩さんでした。この方は、年に一度の新車情報大賞のときなど、コメント出演されてるのを見たことあります。しかし試乗リポートのVTRは三本さんでした。

さて、軽自動車は、今年の10月より規格が変わりました。排気量は従来通りの660ccですが、全長は3.3mから3.4mへ、全幅は1.4mから1.48mへ大きくなり、安全対策が大幅に施された結果、小型乗用車と同等の安全性を得たといえます。

軽自動車の安全性に懸念を抱いて購入をためらっていた人達にとっては、今回の安全性向上は朗報で、需要も高まると思いました。

三菱自動車では、「ライズ」という新安全ボディーの自社規格を設けてその安全性をアピールしています。欧州基準もクリアしてるとのことで、軽自動車を輸出するつもりなのでしょうか。

確かにヨーロッパなど道の狭い国々への需要は高いと思われます。また、日本独自の制約から培われた精密機械のような軽自動車は、世界広しといえども日本にしか出来ない代物だと思います。

トッポBJの基本的なスペックは、馬力50ps、トルク6.3kg、10・15モードでは18.2km/Lと公表されています。価格は109.8万円です。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、16.3Km/L でした。時速80Km走行時の騒音は67dBでした。

試乗レポートでの三本さんの感想は、たった幅8cm大きくなっただけなのにとても大きくなったと感じる、とのことでした。

特にトッポの名前通り頭上空間がとても広く、さすがの三本さんも、広すぎる、と逆ツッコミしてました。こんなに頭上空間に余裕があるのなら、もっと着座位置を高くした方がいいと言ってました。

外見も小型車の車格を感じるし、従来の軽自動車とは思えない印象でした。

学生時代、私の友人達が、アルト4人乗車でスキーに行ったことがありました。私は「やめろ」と言ったのですが、相当キツかったらしく、友人達は「八甲田山死の攻防だった」とわけのわからないことを言ってました。

しかし、今回の軽なら「死の攻防」どころか、結構快適かもしれないと思いました。

また、トレッドホイールベースが長くなったことで、コーナリング特性や乗りごこちも向上した、と星島浩さんは言ってました。

さて、三本さんがいなくてツッコミを聞けずに残念なので、三清さんの話を少ししたいと思います。

三清さんの今回の装いは、ベージュのような色彩の、テーブルクロスのようなシースルーな服で、似合っていたと思いました。

三清さんのことを、好みの分かれるルックスや、不自然なトークだけで評価してはいけないと思います。

三清さんは、三本さんが番組でキレようとも、脱線しようとも、一生懸命番組を進行させようと献身的にがんばっています。

しかし、私の職場の同僚に三清さんの話をすると、「化粧が濃い」とか「胸がない」とか「あれは実はマネキンで、スタッフが裏で動かしてるんだ」などと、ひどいことを言います。また、三清さんの出身についても、「元レースクイーンで、三本氏がサーキットでナンパしてきた」と根も葉もないことを言い、私は完全にからかわれています。

そこで前々から思っていることを提案したいのですが、三清さんの存在意義を高めるためにも、女性ユーザーの立場から、三清さんも試乗リポートしたらいいのではないでしょうか。

別に、試乗のときミニスカートでお願いします、とかそんなふしだらな意向はこれっぽっちもありません。

スタジオでツッコミは三本さんにお任せして、試乗では、三本さんの高速道路での急な車線変更や山坂道での攻めと、三清さんのハニーなインプレッションで、更に魅力ある番組になるのではないでしょうか。

最後に、三本さんが毎週攻めている箱根の山坂道の場所についてご紹介します。これは、前回号でみなさんに質問したところ、寄せられたものです。ありがとうございました。

手元に地図がある方は見ていただくとわかるのですが、東名御殿場インターから国道138号を箱根湯本方向へ行き、乙女トンネルを通って少し行ったところに、長尾峠(箱根スカイライン方向)へぬける道があります。

この138号線を右折したところから長尾トンネルまでの間で撮影してるようです。ただ、最近はこの道以外と思われる映像も出てくるので、他にも撮影スポットがあるようです。

また、神奈川県と静岡県の県境の長尾トンネルは、世にも奇妙な物語でも撮影に使われた怖いところらしいので、もし、走りに行かれる方おりましたら、夜はやめましょう。

★次週の予定
日産・アベニール