TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

ルノー・ルーテシア Vol.18 (1999/2/3)

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TVKテレビの 「新車情報’99」 を斬る!』
         Vol.18 (1999/2/3) 毎週発行
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★2月1日放映
ルノー・ルーテシア】

ルノーは昨年で創立100周年を迎えました。ルーテシアは8年ぶりのモデルチェンジとのことで、成熟された使い勝手のよさそうなフランス車です。

ルーテシアの映像を見たい方はこちら
http://www.francemotors.co.jp/mainframe.htm
をご覧ください。

基本スペックは、4気筒OHCで1.6リッター、90ps、トルクは13.5Kg、
燃費は10・15モードで12.0Km/Lと公表されています。価格は198万円です。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、12.7Km/Lで、10・15モードより良い結果が出ました。時速100Km走行時の騒音は67~68dBでした。

旧型に比べあらゆるサイズが拡大されています。近頃では5ドアハッチバックはあまり斬新さを感じませんが、本当はこのパッケージングが一番使い勝手がいいのかもしれません。

スペック的には非力な印象ですが、高速道路では特に不満はない様子です。しかし三本さんが「ネコ足」と称した乗りごごちの説明はイマイチよくわかりませんでした。サスペンションが凹凸などの挙動をほとんど吸収し、乗員には伝えない、といったイメージだそうです。

山坂道は、低中速トルクが重視されていて過不足は感じない、とコメントしてました。ただ、ハンドルが少々重たいようです。高速ではしっかりとした印象だったようですが、メチャ軽の日本車とくらべると手応えを感じるのかもしれません。

正規代理店の人も強調していましたが、学習機能がついたコンパクトな4速ATはいいようです。山坂道の下りでも安易にシフトアップせず、エンジンブレーキが効いて、三本さんも運転しやすそうでした。

三本さんはプジョーのときもシートをほめていましたが、ルーテシアのシートも合格らしいです。ドイツ車ほど堅くなくアメ車ほど柔らかくない、と言っていました。見た目もボリュームがあって質感はよさそうです。ただ最近、三本さんはシート生地についてあまりコメントしなくなったので、どんなタイプの生地かよくわかりませんでした。

内装のつくりなどは日本車にくらべればやや落ちるようです。でも200万を切る価格で購入できる外国車ですから、そう考えると不満というほどではないと思われます。

「本国フランスでの販売価格と、ほとんど変わりなく日本で提供できる」と正規代理店の人が言っていたように、日本仕様への変更コストは少ないないようです。車づくりのグローバル化が進んだのか、日本の規制が緩和された結果なのかよくわかりませんが、車は着実にワールドワイドになってきました。

以前は三本さんもよく指摘していたことなんですが、ヨーロッパ車のほとんどは、たとえば隣に駐車した車などが安易にドアーを開けてぶつかってきた場合、ボディにキズがつかないようなプロテクションガード(?)が付いています。日本車はデザインを優先するあまり、そのガードない車が多いようです。またバンパーもデザイン重視から、ボディ・カラーと同色で、ちょっとこすっただけでも目立ってしまいます。これではバンパーが十分機能してるとは言い切れません。私は特にヨーロッパ車が好きというわけではありませんが、ヨーロッパ車的な合理的発想は日本車も見習った方がいいと思いました。

さて、最近の三清さんはとても明るく見えます。三本さんとの会話のキャッチボールもうまくいってると思います。近頃は三本さんに手を握られたり、セクハラまがいのことを言われたりしてますが、めげないでがんばる三清さんを応援したいです。

★次週の予定
三菱・ミラージュ ディンゴ

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