TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

マツダ・ボンゴフレンディ Vol.32 (1999/5/12)

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     『TVKテレビの 「新車情報’99」 を斬る!』
         Vol.32 (1999/5/12) 毎週発行
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★5月10日放映
マツダボンゴフレンディ

ボンゴフレンディはちょっとベンツV230に似てる、と感じるは私だけでしょうか。初めて見たときはなんて真四角なデザインなんだろう、と違和感がありましたが、最近悪くないと思うようになりました。特にマイナーチェンジ後は、更にかっこよくなったと思います。

三本さんも指摘していましたが、マツダのデザインセンスは特筆すべきだと思います。10年くらい前、丸っこいデザインが全盛の頃も、マツダは一歩先行くシルエットで、国内よりも海外に影響を与えたようです。次世代を先取りしている、マツダのデザイン感覚というのはどこからくるのでしょうか。

ボンゴフレンディのオフィシャル・ページを見たい方はこちら  http://product.mazda.co.jp/Friendee.9902/menu.html
をご覧ください。

基本スペックは、2.5リッター、直列4気筒OHCディーゼル、125ps、トルクは30Kg、4WD仕様。ディーゼルは10・15モードが公表されていませんので、時速60Km定地走行の燃費は16.6Km/Lと公表されています。価格は296.1万円です。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、8.1Km/Lでした。時速100Km走行時の騒音は67~68dBでした。

この他にV6ガソリンエンジンもラインナップされており、ガソリンとディーゼルの販売実績の比率は半々くらいだそうです。

今回のマイチェンの内容は、エンジンの振動対策などの改善、足回りなどの改善による乗りごごちや操縦安定性の向上、フロントとリアデザインのリファイン、内装の質感向上や使い勝手の改善、オートフリートップの容積向上などです。

センターコンソールの下にエンジンがありますが、静かなようです。黒煙も出さず、なかなか優秀なエンジンのようです。

全高は2.09メートルと背が高いです。しかし幅は1.69メートルと5ナンバー枠に収まっています。室内スペースはノドから手がでるほど欲しいけど、安易に外寸をデカクしない姿勢は好感が持てます。これが普段の街乗りも使えるし、買い物にも行けるし、通勤にだって使えるゆえんです。

高速道路では、マイルドでフラット。しかし壁のような車体ですから、横風の影響などが心配されますが、重心が真ん中で安定しており、特に不安は感じられない、とコメントしてました。またタイヤがフロント195/70R15、リアR215/65R15とサイズが違うことのも、安定性に寄与しているようです。

山坂道では、まあこの車体ですから、胸のすくコーナリングとはいかないと思われますが、ハンドリングは良くなった、またトルクに不満はない、とコメントしてました。

ABSチェックでも安定しており、合格。四輪にディスクブレーキを採用していて、この点も安心感があります。

インパネは「合理的にまとまってる」とのことです。シート生地は話題になりませんでしたが、材質を改善したとのことで、見た目の質感は良さそうでした。

四角い紙パックでも使えたり灰皿にも変身するカップフォルダー、携帯電話を置けるように工夫されたコンソールボックス上のくぼみなど、細かい気配りがうれしいです。

三本さんがほめてたのは、上から下へさがるという室内カーテンです。それを見れなかったのが残念です。ほめるからには、実際見せてほしいです。

何といってもボンゴフレンディの大きな特徴は、電動オートフリートップと呼ぶ、通称「屋根うら部屋」です。今回、高さを更にアップし、20%も容積が向上したそうです。

販売実績では、4台に1台はこのオートフリートップだそうです。また、オートフリートップでないタイプを購入後、オートフリートップを後づけすることは不可能だ、とマツダの人は言っていました。

屋根うら部屋に上がるのはさすがに億劫だったのか、三清さんのご指名です。「一度乗ってみたかった」という三清さん、ミニスカートではありませんでした。

私もどうやって上がるのかなあ、と思っていましたが、まず靴を脱ぎ、シートへ乗っかり、お尻から上がってました。高い所から顔を出して、「子供に戻った気分です」と楽しそうです。

三本さんが「寝てみてください」とお願いすると、中で寝転んでいたようですが、残念ながらテントの中は見えません。三清さんは「余裕です」と言ってましたが本当でしょうか。確か、三清さんの身長は165センチ前後だったと思います。

もし私がキャスターだったら、「私も寝てみましょう」とか言ってテントの中へ入っていってしまったと思います。

また私がディレクターだったとしたら、テントの中にあらかじめカメラを設置し、メーカーの人も一緒に、川の字になったシーンを撮りたいと思いました。

しかし、あの高い所から、三清さんや子供が顔を出すのはいいですが、イカツイおっさん達が顔出すのはちょっと似合わないかもしれません。でも、イメージキャラクターがカバですから、三本さんだってOKです。

私の三清さんに対するイメージは、「洗練された都会派の女性」だったのですが、案外アウトドア好きなのかもしれません。ぜひ、三本さんのロケと共に、スタジオから外へ飛び出してほしいです。

★次週の予定
VW・ゴルフカブリオレ