TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

ホンダ・S2000 Vol.37 (1999/6/16)

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     『TVKテレビの 「新車情報’99」 を斬る!』
         Vol.37 (1999/6/16) 毎週発行
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★6月14日放映
【ホンダ・S2000

ホンダは31年ぶりのFR復活ですね、と三清さん。注目のホンダ・スポーツとはどんなクルマなのでしょう。

ホンダ・S2000のオフィシャル・ページを見たい方はこちら http://www.honda.co.jp/S2000/
をご覧ください。

基本スペックは、2リッター、直列4気筒VTEC、250ps、トルクは22.2Kg、6速MT、燃費は10・15モードで12Km/Lと公表されています。価格は338万円です。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、10Km/Lでした。屋根をかぶせた状態で、時速100Km走行時の騒音は72~73dBでした。

ホンダの人は「走って楽しいクルマ、服のようにピタッと来る一体感を追求した」と、このクルマのコンセプトを言っていました。

また、オープンにこだわった理由の一つに、スポーツとは心の開放だと思う、とのことです。「スポーツ」という言葉の語源は、フランス語で港を離れるという意味の「デポーター」から来てるとのことで、つまり日常からの開放という意味でのオープンだそうです。しかし、いずれハードトップも出す予定があると言っていました。

F1のコックピットのような、実用9000回転まで刻まれたオレンジ色のデジタル・タコメーター。賛否はあるでしょうが、私はカッチョイイと思います。またホンダだからいいので、他のメーカーがやると「チャラチャラしてんじゃねえよ」となったりするんです、これが。

2リッター無過給で250psはすごいです。アルテッツァも2リッター無過給でしたが、確か210psです。しかしアルテッツァは250万円くらいだったでしょうか。

番組では触れられませんでしたが、エンジンは赤いスターターボタンを押すことで始動するようです。

高速道路での、時速100キロまでという制限では、到底満足なインプレッションにならないのかもしれません。三本さんは「このクルマで100キロ以上出さないで走ることは、禅の修業と同じくらい大変だ」と、人生のわびさびを語ってくれました。お坊さんしか買ってはいけないクルマかもしれません。

山坂道では「地面にのりで貼り付けたように走る」と言っていました。ワインディングは得意そうです。タイヤは前後のサイズが異なります。

天気の良い日、オープンにしたS2000で箱根の山坂道を走る。いわゆる「最高」というやつでしょう。そして助手席には三清さん、私は坊主になっても構いません。

ボディー剛性について、ハイX(エックス)ボーンフレーム構造というX型のフレームが入っており、軽量かつ高剛性を実現、衝突安全にもメリットを発揮するようです。

スタジオにはそのXフレーム構造と、エンジンのカットモデルがありました。詳しいことはよく分からなかったのですが、エンジンはいろんな工夫でとてもコンパクトに出来ています。また排気抵抗を少なくする工夫もされているようでした。

9000回転までを想定しているトランスミッションはどこにも無かった、とのことで自社製だそうです。そう言えば三本さん、山坂道で「セミオートマが欲しい」、と言っていました。そしたらほとんど、なんちゃってF1になってしまいます。

パワートレーンは全て、前輪の車軸の後ろに配置され、これにより重量配分は50対50になってるそうです。これフロントミッドシップと呼んでいます。

屋根は自動で開閉します。幌の材質については、特に目新しい特徴は無いようでした。リアウィンドはビニール製ですが、その部分だけ交換できるそうです。

トランクはやっぱりミニマムです。ゴルフバック2個はキツイみたいです。しかも完璧な2シーターですから、荷物の多い彼女と、遠出の連泊は難しいかもしれません。

さて、いきなりですが、今回の三清さんのお洋服、いつもとちょっと違う印象を受けました。毎度テキストでは説明し兼ねるのですが、何と言いますかちょっと看護婦さんを連想させました。もちろん白衣を着ていたわけじゃないのですが、エステシャンのお姉さんとでも言いましょうか。まあ、そんなこと考えているのは多くの新車情報視聴者の中でも私一人でしょう。

最後に少々固いこと言いますが、オープンモデルはある意味、人間味のある感じがします。オープンにしていると体感速度が増すらしいですが、まずそういった皮膚感覚を大切にしてほしいです。

オープンはゆっくり走ってもかっこいいと思います。また「ゆっくり走って絵になるクルマ」かもしれません。

先週の土曜日、はじめてS2000を目撃しましたが、やたら飛ばしていました。人間が露出しているせいか、余裕のない走りは痛々しい印象を受けるのは私だけでしょうか。

前後真っ黒スモークバリバリで、ひとたびクルマに乗り込むと、途端にコミュニケーションしなくなる変なカルチャーに対し、オープンを乗る方々には是非、オープンカーのいいカルチャーを見せてほしいし、味わってほしいしです。オープンカーはお坊さんばっかり、というのもイヤですから(笑)。

★次週の予定
ジープ・グランドチェロキー