TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

日産・バサラ Vol.69 (2000/1/26)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
TVKテレビの 「新車情報2000」を斬る!』
         Vol.69 (2000/1/26) 毎週発行
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★1月24日放映
【日産・バサラ】

「ミニバンが主流になってきましたね」と三清さん。同感です。バサラはプレサージュとほとんど共通で、兄弟車といえます。

バサラのオフィシャル・ページはこちら
http://www.bassara.com/
をご覧ください。

基本スペックは、3リッター、V6DOHC、220ps、トルクは28.5Kg。
燃費は10・15モードで8.8Km/Lと公表されています。価格は301.8万円です。

VTRではディーゼル車を試乗していました。こちらのスペックは2.5リッター直噴ターボ、150ps、トルクは28.5Kg。燃費は10・15モードで13.2Km/Lと公表されています。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、10.2Km/Lでした。時速100Km走行時の騒音は64~65dBでした。

セレナと同じディーゼルエンジン。セレナを取り上げたときと同様、静粛性はかなり高いようです。また、黒煙がほとんど出ない優秀なディーゼルだと三本さんも評価高いです。

ホンダ・オデッセイ、三菱・シャリオグランディス、マツダ・MPV、トヨタ・ガイア、などのラインナップ群と真っ向からぶつかります。大きさは全長4795mm、高さ1725、全幅1770mm、重量1620kg。

バサラの由来は日本語らしいです。伊達とかイキとか、目立った格好をしている人のことをバサラ者と呼ぶとか。またダイヤモンドのようにキラキラ輝く、という意味もあるそうです。

伊達なクルマを操る伊達男、三本さんのインプレッションは、まず「FFを感じさせない軽快感がある」とのこと。4速ATは「シフトショックが少ない」と言っていました。

ステアリングの操作感は軽いようです。もっと重くていいかもしれないとコメントしていました。車線変更などのクルマの挙動は少々鈍な感じ。ロールも大きめ。

山坂道でのコーナリングは、意外とスムーズなようです。高速では軽すぎると思ったステアリングは、山坂道ではちょうどいいとのこと。ロールは起きるが、危険な感じはないとのことでした。箱根のワインディングにおいては「軽快と言ったらホメすぎだが、実用十分な性能だと思う」とのこと。

プレサージュにくらべ、エクステリアや内装は豪華な印象にしています。よってプレサージュより価格も少し高め。エンジンや駆動系は共通です。

日産の人が言うには「ダンディー・ミニバン」だそうです。サブタイトルを聞く限り、ビッグ・ダディのシャリオグランディスを連想させます。ドアーはスライドではなくヒンジ式。ダンディーやダディはスライドはお嫌いでしょうか。

三本さんは「東京の狭い駐車場で、こんなでかいドアーをまともに横開きすることはできない」とツッコミます。でもスライド経験のない人にとっては、なぜか抵抗あるのも事実です。あのクルマはスライドだからなあ、とイヤがる意見も結構聞きます。

エルグランド系?の押しの強い個性的なフロントマスク。この顔がダンディーなのでしょうか。イカツイ顔のダディ(お父さん)といった感じもしますが。

運転席、助手席のシートは硬めで疲れにくい設定。それ以降のセカンド、サードシートは座りごごち重視のやわらか設定。すごくいい配慮だと思いました。またヒップポイントも高くて好感持てます。

8人乗りで、サードシートも大きいです。そのサードシートを左右跳ね上式に格納することで、大きなラゲッジスペースが確保できます。

一部のライバルでは床下収納を採用しているため、この点すこしマイナスポイントかもしれません。

最近のミニバンはみな同じに見えてきます。大ヒットしている、オデッセイのデザインを踏襲しているようにも思えます。ここでもう少し違ったデザインが出ればインパクあると思うのですが。大きなキャビンを確保するため、やはりエクステリアの自由度は限られてくるのでしょうか。

販売網では、プレサージュはブルーで販売し、バサラはレッドで販売されます。

さて毎週、新車情報大賞をご案内している三清さん。三清さんの99年ベストカーはどのクルマでしょうか。

三本さんの隣に座り、毎週アシスタントをやってるのだからクルマに関してかなり知識豊富になったと思うのですが、基本的にはあまり詳しくない様子。いや失礼でしたか。

でもやたらクルマに詳しい女性というのもいかがなものか。「あのクルマ高いよね~金持ちなのかしら」とか「うわーAMGかっこいい~。一度乗ってみたいな」とか「よくあんなダサイクルマの助手席に乗れるわね」とか。運転している隣でそんな発言されるとちょっと疲れます。

(妄想)ダンディーなミニバン。しかし私的にはミニバンダンディーなイメージはありません。

大きなサルーンで長距離ドライブ。三清さんと2人だけの室内はちょっと広すぎます。でも今回はそんなゆったり感が心地いい。

目的地は遠いけど、左車線をゆっくりのんびり行きたいです。2人の空間には、渋滞なんてぜんぜん関係ありません。行き先に大した目的はなくて、ただおしゃべりしながらゆったりとドライブしたいそんな気分。

めずらしく子供の頃の想い出を語る三清さん。このバサラで、こんなのんびりドライブもいいもんです。

★次週の予定
アウディ・TTクーペ