TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

ホンダ・CR-V Vol.164 (2001/11/23)

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
TVKテレビの 「新車情報2001」を斬る!』
         Vol.164 (2001/11/23) 毎週発行
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★

★11月19日放映
【ホンダ・CR-V】

初代は1995年に登場。世界140ヶ国で販売され累計100万台を突破。オデッセイにならびホンダRVの大黒柱。偉大な初代を受けて、やはり2代目はキープコンセプト。

オフィシャルサイトは
http://www.honda.co.jp/CR-V/index_flash.html

基本スペックは、直列4気筒、DOHC、2リッター、158ps、トルクは19.4kg。4速AT。FFベースの4WD。燃費は10・15モードで13.0km/L。国土交通省の排ガス認定は☆☆。価格は219.8万円。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、11.1km/Lでした。時速100km走行時の騒音は69~70dBでした。

全長4360、全幅1780、全高1710、重量1460kg。最小回転半径5.2m。

テーマは「モアCR-V」。世界で認められた初代の長所をすべて超えること。それはスタイル、ユーティリティ、パフォーマンスのすべてにおけるセグメントを向上させること。

ルックスは初代を踏襲。外寸で比較すると、フルマークというグレードは全長で2.5センチ短くなり、背面タイヤが付くパフォーマというグレードは1センチ長くなります。全高は数値的に初代と同じですが、新型はルーフレールが低くなっており実質的に数センチアップ。全幅は3センチ拡大。しかしながら室内長は3.5センチ拡大。

排気量は初代と同じ2リッター。i-VTECエンジンは、それ自体の大きさが2センチもコンパクトに。これにより最小回転半径が初代より0.1m縮小。さらに、斜めにカットされたバンパー形状によりウォール・トゥ・ウォールでは数値以上に改善し、取り回しやすさを実感。

CR-V用にチューンされたのか、このi-VTECは低中速トルク重視の設定。時速100キロのとき、エンジン回転数は2500回転。3速では4000回転。

「ホンダらしいキビキビした印象を持ちながら、ステアリング自体はRVらしくスローなフィールだ」と表現した三本さん。乗用車としての走行性能は初代より確実にアップした模様。「乗り心地はややカタイが、まぎれもなく乗用車の乗り味だ」とのこと。

しかし、タイヤのロードノイズが大半だったらしいが、騒音がやや大きめか。

いわゆる普通の4速AT。なぜCVTを採用しなかったの?という三本さんの問いにホンダの人は、「排気量、車両重量、また4WDということもありCVTとのマッチングが適当ではなかった。4速ATでも燃費を含め目標を十分達成できた」とのこと。

また視聴者からの質問で、「初代のサスペンションは前後ともダブルウィッシュボーンだったが、新型では前輪がストラットに変わった。なぜ?」という問いにホンダの人は「ステアリングギアボックスを高い位置に配置することでエンジンルーム内のスペースを確保でき、サスペンションアームが長く取れるようになったのでストラットを採用した。ストラットサスペンション自体の精度向上もあるが、パッケージングの工夫によるところが大きいです」とのこと。

4WDシステムは従来どおり安価軽量のデュアルポンプ式で、やはり街乗り生活四駆の域を出ていない模様。クロカンルックをしているが、CR-Vはあくまで乗用車。

普段は白字のインパネメーター。ライトをつけると薄いオレンジ色に。オレンジが大嫌いな三本さんも通常は白字なのでとりあえず合格。

センターコンソールの大きな物入れは、エアコンを利用してジュースを冷やしたり温めたりできる。その下の3つのダイヤルは、エアコン、空調、温度調整の操作が機能的でわかりやすいとのことで、三本さんもホメています。

前後・左右のウォークスルーが可能。そのためインパネシフトと、インパネ配置のガングリップ式パーキングブレーキを採用。

野中さんが試してくれます。初めて見るパーキングブレーキでやり方が分からず、最初は変な握り方をした野中さん。ようやく引っ張ることができると、何を思ったか三本さんはクルマをドスコイと押して、ちゃんとブレーキがかかったか確認していました。

初代より10センチ以上も低くなったフロアで乗りやすさが向上。すんなりと乗車する野中さん。せっかくの網タイツルックなのに何か物足りない気がしたのは私だけでしょうか。フラットな床にこだわり、その広々感は乗った人を感心させるデキらしい。

床が低くなった分、高さ方向に容量を感じさせる荷室。ラゲッジネットが標準で付いてくるそうです。

さてホンダ車でいつも感心することは、割安感があること。庶民の生活感や収入を知っている価格設定をしていること。決してホンダスピリットだけで売ってないこと。

見晴らしのいい視界で街乗り快適。レジャーユースも得意。軽量な四駆システムを備え、年に何度かのスキーに友人もさそってバッチリOK。たくさんの荷物もラクラク

クルマの機能性にこだわり研究し尽くしてCR-Vに行き付く人。クルマに深くこだわらず使い勝手のよさでCR-Vを選択する人。知り合いが乗っているのを見て良さを実感してCR-Vにする人。いずれのベクトルからも、結局このクルマに決める人たちは多いと思います。

(妄想)野中さんとディズニーシーへ。でも野中さんが助手席にいれば、CR-Vの車内はいつも夢と魔法の王国。もっともっと夢をみたい!野中さんの魔法にかかりたい!(意味不明)

ディズニー自体もすごく楽しいですが、ホテルが立ち並ぶ舞浜近辺のドライブも大好きです。まるでフロリダの雰囲気。ミッキーの耳がウインカーランプの「ミッキー・バス」も、ここでしか見ることができません。後ろから見えるマフラーは中央にシングルで、なんとミッキーのかたちをします。

私は近くに住んでいるせいで、ディズニーに行かなくても時々その周辺をドライブするのですごく詳しいっす。

ホテルミラコスタの駐車場へ直行したくなる衝動を抑えつつ、冒険とイマジネーションの海へ、野中さんを誘うのでした。

★次週の予定
日産・ステージア