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『TVKテレビの 「新車情報’98」 を斬る!』
Vol.1 (1998/10/11) 毎週発行
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創刊号です。登録ありがとうございます。
「新車情報’98」 をおもしろく分析する、ファン必見のメールマガジンです。
「新車情報’98」 を毎週観てるのに、そのおもしろさを理解してくれる人が周りに居ないとお嘆きのあなた、実はみんなこっそり観ているんです。
新車の情報はもちろん、三本和彦さんの話題や、三清直美さんファンのあなたも必読です。
番組構成が昔も今もほとんど変わらないこのすごい番組を、子供の頃から観ている筆者があたたかい目で分析します。
★10月5日放映
【トヨタ ナディア Sセレクション】
このところ、外国車の登場が多かったのですが、ひさびさに国産車です。
放映を見忘れてナディアがどんな形かわからないという方はこちら
http://www.toyota.co.jp/Showroom/All_toyota_lineup/Nadia/index.html
をご覧ください。
ナディアのスペックは、2000ccで145ps、燃費は10・15モードで14.2Km/L、トルクは最大20Kgと公表されています。
価格は、209.8万円です。
三本さんたちのロケ(約300Km走行)の満タン法による燃費は、11.0Km/Lでした。
さすが、直噴D-4エンジンです。2000ccクラスで、10Km/L以上出ればいい燃費かと思います。しかも、三本さんは、山坂道などで荒っぽい運転をしてます。
でも、もしかしたら、撮影の時は荒っぽくても、カメラが回ってないときは、いい燃費を出す為に、超ケチケチ運転に徹しているのかもしれません。
騒音は、高速道路時速100Km時、66db~67dbでした。
さて、話題を変えますが、アシスタントの三清さんの服装ですが、相変わらずアダルト志向で、今回は特にシックな装いでした。
洋服についてよくわからないのですが、スエード生地みたいな素材でラメみたいにキラキラひかるアクセントが付いていました。
私個人的には、できれば、もう少しカジュアルな感じでもいいのかな、とも思います。三清さんも普段はGパンとかはくのでしょうか?
あと、試乗で助手席に乗ってる女性らしい人は三清さんなのでしょうか?三本さんの急な車線変更や、ハンドルの機敏性をテストするとき、後ろからの映像で頭がグラグラゆれている人は誰なのでしょうか?
さて、車ネタへ戻しますと、ナディアは、トヨタのセダン・イノベーションという戦略のカテゴリーに属する車です。
一番大柄なガイア、イプサムは3列シートですが、このナディアは2列シートです。そのため、後部座席の広さは、特筆すべきもので、セルシオより広いです。
また、4WDの設定もあります。
三本さんは、スライド・ドアーだったら良かったとか言ってましたが、私は普通のドアーで良かったと思います。使い勝手はスライドの方がいいのかもしれませんが、いかにも1ボックスみたいな感じがして、乗用車としたらドアーがいいんじゃないでしょうか。
走り味は、アルデオのように、相当柔らか目だそうです。三本さんは 「ふにゃふにゃだ」 とか言ってました。三本さんはドイツ車が好きで、保有してるようですし、このシッカリ感のなさはいただけないようでした。私も個人的にはカタメがいいのですが、なぜトヨタは最近、柔らか目が多いのでしょうか。
確かにドイツ車でも、近頃は柔らか志向に変わってきてるようです。これはどんな理由によるものなのでしょうか。
三本さんがいつも口をすっぱくするほど指摘する、シートの生地や模様ですが、ナディアは起毛してない織物で、ひさびさに合格点をあげてました。しかし、柄は金襴緞子(きんらんどんす)のようだと評してました。私はこの金襴緞子という言葉をはじめて聞きました。まあ、キンキラキンということで、この点は不合格でした。
シート生地や柄に関しては、私は三本さんに異論があるので、機会があったら述べたいと思っています。
運転席のメータ類は中央にレイアウトされ、電子式で、反射虚像でみせるものです。
真ん中にメータ類があるというのはどうなんでしょう。慣れないと、目線が定まらない気がするのですが。
あと、チェックしておきたいのは、地上高で、160Cmを超えます。ですから、立体駐車場には入りません。この点についても三本さんはツッコンでました。
さて、今回は三本さんの機嫌もよく、バランスのとれたツッコミだったと思います。三清さんも、ミスはなく自然なトークで良かったと思いました。できれば、広い後席に、三本さんと三清さんが座ってみてほしかったなあ、と思いました。