TVKテレビの新車情報を斬る!

三本さんと三清さんの新車情報が大好きで長年メルマガを発行していた筆者のブログ

日産・セフィーロ Vol.17 (1999/1/27)

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TVKテレビの 「新車情報’99」 を斬る!』
         Vol.17 (1999/1/27) 毎週発行
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★1月25日放映
【日産・セフィーロ

フルリラックスを追求したという期待の新型セフィーロどんな車でしょう。

セフィーロの映像を見たい方はこちら
http://www.nissan.co.jp/COMPASS/CEFIRO/
をご覧ください。

基本スペックは、DOHCで2.5リッターのV6、直噴エンジンで210ps、トルクは27.0Kg、燃費は10・15モードで12.6Km/Lと公表されています。価格は25エクシモG/Vパッケージという革シートの最上級仕様で320万円です。

三本さん達のロケの満タン法で計測された燃費は、9.9Km/Lでした。時速100Km走行時の騒音は63dBでした。三本さんはセルシオより靜かだ、と言ってました。

高速道路では、十分なパワーがあり、かつ滑らかで、正にイルカに乗ってるようだ、とコメントしてました。ただ、後輪のダンパーが悪いのか、ギャップを乗り越えたときに少々上下のバウンディングが残る、とツッコンでました。

しかしイルカに乗ったおじさんは、日産車の中で最高の出来ではないか、と申してました。

Aピラーはかなり後傾してますが、車内の頭上空間はしっかり確保されており、三本さんの頭の上でこぶしは余裕で動いてました。それでも、Aピラーはもっと立っていてほしい、とのツッコミは避けられませんでした。

山坂道でも、スムーズでパワフルな直噴エンジンを絶賛していました。日産はこんなにいい技術を持っているのにどこか表現力に欠ける、と山坂道を攻めながらつぶやいていました。

ロールも気にならず、フルリラックスな乗りごごちだ、との感想です。

注目のV6直噴エンジンは、もっとも薄くなると圧縮空気40に対してガソリン1くらいまで比率が高まり最高の燃費を実現しますが、やはり乱暴に踏み込んだり高負荷をかければそれなりに燃費は悪化するようです。

車内空間が広くなったとのことで「後席は前後方向でシーマより広い」と日産の人は言ってました。

三清さん座ってみて」といきなり三清さんを呼び付け、脚を見せてくれとか、また変なことを言ってました。後席に座った三清さんが、黒タイツの長い脚を交互に組み替えていました。この演出は、後席の広さに係わらず毎回お願いしたいです。

しかし、低い着座位置は文句がでました。トランクを測るあの白い棒を持ち出し、三本さんが自ら助手席に座ってみて、地面から自分のお尻までの高さを測定してました。

三本さんの測定値は40センチ、日産の人が把握している値は55センチとだいぶ開きがあり、日産の人はセダンとしてはそれほど低くないハズ、と反論してました。

数値はどうあれ、とにかく三本さんは、高齢者は着座位置が低いと乗り降りしづらいと言ってましたので、この辺りセフィーロに限らず、セダンの基準に検討の余地があるのかもしれません。

★次週の予定
ルノー・ルーテシア

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